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壷阪寺の仁王門は、鎌倉時代の名僧解脱上人貞慶師の発願により建立されたと伝わっています。
そこに立つ、お寺の伽藍を守護される仁王尊に「慶長」(安土桃山時代)の年号が記されている
ことから、その時期に造像されたか、修理されたことが想像されます。
近年、阿行像の右手が落下するなど、長年の風雨雪の影響による経年の劣化が激しくなったこと
から、約400年ぶりの全面解体修理を発願させて頂く事となりました。
今般、下記の日程にて、仁王門より尊像が搬出され、奈良国立博物館内美術院にて、約3年間の
予定で修理される事となりました。
※現在、仁王像は阿形像、吽形像ともに工房に搬入され、修復調査、作業が
開始されています。