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13.三重塔 国指定重要文化財

13.三重塔 国指定重要文化財

明応6年(1497)再建

三重塔では初重寸法が十三~十五尺の例が一般的で、十五尺級が最も多く、総間を三十二枝とし、中央間十二枝、脇間十枝とする例が多い。
当三重塔はその例であり、二重は総柱間で二十八枝、三重は二十五枝で、二重中央間を十枝とする他はすべて一枝落ちとしている。
総高は初重総長の五倍である。
注目されるのは構造で、通常、手先の肘木を内側に延ばしてつなぐが、二段目、三段目の肘木もつないで構造を強化している。
平成22年着、平城遷都1300年を記念して再建以来初めて初層開扉内拝が行われる。

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